アール・ブリュット作品展。社会福祉法人 天竜厚生会

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社会福祉法人 天竜厚生会が企画する
「アール・ブリュット作品展」に行って来ました。 

『生の芸術』とも呼ばれるアール・ブリュットは、芸術の専門教育を受けていない人による自由なアートのことを指しています。

遠鉄百貨店六階ギャラリー・ロゼにて開催された展示会では、精神や知的、身体に障害のある人の手掛けたアート作品約50点が並んでいました。

平成29年度浜松市芸術祭
第65回市展 浜松市長大賞の作品も展示されていました。

特に目を引いたのが田中優気さんの作品

『向日葵』

(田中さんのコメント)
家族で見に行った向日葵畑が心に残り作品としました。
ねじるのに1年、貼るのに半年、1年半かかり完成させました。
少しでも時間があればねじり、途中大変に感じることもありましたが、根気強く頑張り仕上げました。

色紙を細かくちぎって作成する貼り絵が得意の田中さん。
色紙をねじって貼り付ける独特の手法で立体感のある迫力ある作品に。
その存在感と色鮮やかな作品は圧巻でした。

その他にも同会の施設を利用する20~70代の9人と天竜特別支援学校の生徒が思い思いの表現で完成させた力作をひとつひとつ見てまわりました。

どの作品も素敵で、ついつい時間がたつのを忘れてしまうほどでした。

展示会は25日で終了してしまいましたが、またどこかで お目にかかれる日を楽しみにしています。

田中優気さんの作品↓

久米健二さん作品↓

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